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大規模災害訓練の報告

平成24年2月25日、京都医療センターの職員及び看護助産学校3年生が参加し、大規模災害訓練を行いました。今回の訓練では 災害対策本部の情報収集を速やかに行い、情報伝達の円滑化、現地対策本部では被災者の受け入れ病床の調整、各ゾーンとの連絡調整の円滑化、トリアージができトリアージタッグの管理ができることを目標としました。
8時30分に京都府南部に震度5強の地震が発生、当直帯で暫定対策本部を設置、被災者の受け入れを開始という設定でした。職員は登院した後、災害対策本部に参加登録を行い、災害対応マニュアルに沿いトリアージゾーン、救護所、搬送の準備を開始しました。

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平成24年2月25日、京都医療センターの職員及び看護助産学校3年生が参加し、大規模災害訓練を行いました。今回の訓練では 災害対策本部の情報収集を速やかに行い、情報伝達の円滑化、現地対策本部では被災者の受け入れ病床の調整、各ゾーンとの連絡調整の円滑化、トリアージができトリアージタッグの管理ができることを目標としました。

8時30分に京都府南部に震度5強の地震が発生、当直帯で暫定対策本部を設置、被災者の受け入れを開始という設定でした。職員は登院した後、災害対策本部に参加登録を行い、災害対応マニュアルに沿いトリアージゾーン、救護所、搬送の準備を開始しました。

被災者は、それぞれ自力にて歩行、家族付き添いの下で来院、京都市消防局の救急車を使用し、40名の被災者が来院する設定でした。また、トリアージゾーンから救護所に移動した患者が急変し、重症患者と判断され、赤の救護所に移動する症例、緊急手術の受け入れが困難となり、隣県への広域医療搬送を決定する症例も含めました。

sozai 13_r1_c2当院は京都府内で唯一の被爆患者の受け入れの二次医療機関の役割を担っています。今回は被災者の中には高浜原発が倒壊し、放射性物質を含む水蒸気が排出され、地震直後20km圏内に避難勧告が出された被災者が5名来院するという設定を大規模災害訓練の中で初めて導入しました。被災状況を確認した後に、指定された担当者に連絡、放射線科職員の誘導により、敷地内に設置したテント内でサーベイの実施と衣類管理や洗髪の指導を行い、被爆患者の対応手順を確認しました。

各救護所では被災者の状態観察、治療の実施、入院・帰宅の判断を行い、訓練終了後は被災者への対応をフィードバックし、傷病に対する知識の不足や情報収集や伝達の確認について再評価し訓練は終了となりました。

sozai 13_r3_c1その後、京都市消防局の救助隊員による硫化水素を浴びた傷病者の救出、除染、搬送のデモストレーションを見学しました。傷病者の救助をするために多くの人と器材を要することを目の当たりにし、より短時間で安全に救助するため、日々の訓練や安全管理に対する意識、知識が必要であることを改めて認識しました。

今回、当院では2年ぶりの大規模災害訓練であること、東日本大震災があり職員の災害医療に関する意識が高まっており、事前に学習会や説明会の開催、災害対応マニュアルの周知のアナウンスを繰り返し行いました。

事後のアンケートでは、混乱した中での被災者の観察や情報収集と伝達が十分とはいえない部分もありました。トリアージや搬送を急ぐあまり、不安になっている被災者や家族に対してのコミュニケーションも適切にできただろうかと振り返る機会になりました。

いざ災害がおきたとき、京都市内は歴史のある家屋が多く、狭い路地も存在し、やっと救助されて病院に来る方が多いと予想されます。今後も職員に対する災害教育、指揮命令系統の周知、職員間の協力体制をさらに構築していきたいと思います。

急性・重症患者看護専門看護師 堀 友紀子

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