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平成23年度 第3回 成果発表会を開催しました

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平成24年3月3日(土)に、平成23年度の成果発表会を開催しました。

 第1回は看護部の研究発表会でしたが、第2回から病院全部門の会となりました。「成果発表会」は、研究発表だけでなく、所属部署での業務改善の取り組みや、委員会・チーム活動の成果を披露(自慢)し、広く院内の職員と共有できる発表会です。

 演題総数は58題あり、その内訳は、医師3題・薬剤科2題・検査科4題・放射線科1題・栄養科1題・リハビリテーション科1題・臨床工学1題・事務部2題・音楽療法士1題・看護学校1題・看護部41題でした。土曜日でしたが、全職員の約4分の1にあたる252名の参加がありました。

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 発表会は総合医学会に準じて企画しています。1題あたり口述発表は6分、ポスター発表は3分とし、セッション毎に座長が運営しました。特にポスター会場は理学療法室の広さを活かして、一直線に19枚のパネルを設置し、両側にポスターを掲示することにより、見やすく動きやすい発表となりました。

 各部門の発表では、検査科の機器が更新されて結果報告までの時間が短縮されたことや、薬剤科のプレアボイドによってインシデントを防いでいることなどを知ることができ、様々な職種が患者さんのために専門的に機能していることを実感することができました。看護部でも、頭頸部の広範囲な手術後の事例や看護のジレンマを感じた事例、外来看護や感染などのチーム活動、認定看護師の活動などの発表があり、お互いの職種や役割を理解することに役立ちました。チームワークをより強くすることができると感じます。

 また今回は術後せん妄に関する発表が5題ありました。これは手術を受ける患者の高齢化や認知症の合併などに起因しているものであり、急性期医療を担う当院の課題でもあります。医療安全と倫理的な問題が含まれているため、各研究を参考に、次年度は看護部全体でスキルアップできるように活かして行きたいと思います。

 ベスト口述賞・ベストポスター賞には、院長より表彰状と記念品が贈呈されました。
 ランチョンセミナーⅠでは、臨床研究センター長である島津先生から、「臨床研究へのいざない~これから臨床研究を始めようとするあなたへ~」というテーマでご講演いただきました。臨床研究計画の立て方としての「PECO」や、臨床研究の倫理指針、インフォームドコンセントの手続きなど、研究計画の基礎となる内容についてわかりやすい講演でした。次の機会には、自分たちが立てた看護研究計画書案をブラッシュアップできるような講義をしていただきたいと、島津先生にお願いしているところです。

 ランチョンセミナーⅡは、東日本大震災から1年を目前に、震災時の活動を紹介し振り返ると共に、あらためて医療者の使命を強く感じる講演となりました。

 京都医療センターの使命と医療の質を向上できるよう、全職種で一層の努力をしていきたいと思います。
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