看護ブログ!

ホスピス緩和ケア週間 リボンズハウス開設記念イベント

2011年11月16日

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 H23年10月5日、緩和ケアへの理解を深めることを目的に、当センター3回目のホスピス緩和ケア週間のイベントを行いました。あわせて10月から、京都医療センターにリボンズハウスを開設したことを周知し活用を促進するため、リボンズハウス開設記念のイベントも一緒に行いました。

 今回はホスピタルクラウン(病院などで心のケアをする道化師)を3名招き、ポスターとオレンジバルーンのチラシ150枚を看護師と一緒に配布しました。ノッポのクラウンさんや風船でかわいいお花やいぬにして見せてくれるクラウンさんに、患者さんや面会に来ていたご家族さんの驚きや笑顔をいっぱい見ることができました。

また、緩和ケアの考えをポスター展示やパネルの説明をしました。患者さんやご家族から「緩和ケアってどういうこと?」「どうしたら受けられる?」など質問を受けたり、がんであるご自分のお話をされる方もいらっしゃいました。病院職員が、患者さん・ご家族とともにイベントを盛り上げることができた1日でした。

緩和ケアチーム 専従看護師 上村 直子

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夏祭り

2011年8月26日

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緩和ケア病棟で、8月3日に夏祭りを開催しました。夏祭りといえば、大人も子供も、なんだかちょっとワクワクしますよね。1週間前から、手作りのポスターを貼り、当日は、緩和ケア病棟の多目的ホールに、提灯をつり、スタッフや患者さん、ご家族も“はっぴ”に“はちまき”姿で雰囲気も満点でした。

98歳の女性患者さんは、前日から夏祭りが楽しみで眠れないなんてこともありました。当日は、調理師さんが駆けつけ、たこ焼き、串焼き、ぶどう飴、そうめん、かき氷といった屋台を出しました。いつもはあまり食が進まない患者さんも、おいしく食べられていました。また、ヨーヨー釣り、ザリガニ釣りも行い、患者さんも子供のようなお顔で一生懸命釣っておられました。

たくさん食べた後は、土屋先生と、患者さんが協力して、スイカ割りにチャレンジしたり、音楽療法士の飯塚先生と、夏の歌を唄い、笑いあり、涙ありの楽しい時間を過ごしました。

最後のメインイベントとして、徳島から阿波踊りの先生(徳島出身の1年目の看護師)をお呼びして、手ほどきを受けてから、さぁみんなで「踊るあほうに、見るあほう♪ 同じあほなら踊らなそんそん!!」と言うことで、患者さん、ご家族、スタッフも、踊り出し楽しいひとときを過ごしました。普段は杖をついている90歳代の女性患者さんは、杖をほうりだして踊り出し、片麻痺の80歳代の女性の方は、片手を使ってご家族と一緒に踊り、普段は痛みや辛さなど苦痛のある患者さん達がいつもと違う表情で、夏祭りを楽しみました。

日本には、四季があります。これからもその季節の風情を届けながら、よい医療、看護につなげられるようしていきたいと思います。

緩和ケア病棟 副看護師長 落合 恵

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京都府看護協会主催「新人看護職員研修事業 心肺蘇生研修」を実施しました

2011年8月4日

心肺蘇生研修

平成23年7月25日、社団法人京都府看護協会の新人看護職員研修事業として心肺蘇生のシミュレーション研修を実施しました。

京都府内12施設、39名の新人看護職員が暑い中、当院の多目的ホールに集まりました。講師は急性・重症患者看護専門看護師、救急看護認定看護師、ICLSインストラクターの資格のある看護師6名で担当しました。
6体の蘇生人形、AEDデモ機、バックバルブマスク、フェイスシールド、そしてベッドを3台準備。床で患者が倒れた、ベッドで倒れたなどの設定を組み込み、できるだけ多く練習してもらうようにしました。

胸骨圧迫と人工呼吸30:2の割合で実施しましたが、3サイクル目で少し疲労感がみえ、胸骨圧迫の力も緩みがちに。“救命するには力がいる”と励まし、5サイクル行ってもらいました。異なる医療機関の新人看護職員の皆さんでしたが、回数を重ねるうちに、チームワークもバッチリ発揮できました。

看護師にとって、「いざ」という時に、確実にできることが必須の心肺蘇生。人が人を救うために、直接手を用いて、患者を目でみて、感じて、考えて、命を護る私達にとっても大事な技術。でも・・・実施する機会が少なくあって欲しいものです。
一生懸命に研修をする新人看護職員の背中を眺め、患者の危険や急変の予測ができる看護師に成長してほしいと願わずにいられませんでした。

急性重症患者看護専門看護師 堀 友紀子

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がんステップⅡ ケーススタディー発表会に参加して

2011年5月10日

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がんステップⅡ研修受講者13名がそれぞれに深く関わった患者さんや、関わりが難しかったと思う患者さんを対象とし、ケーススタディーとしてまとめ、発表を行いました。がんステップⅡの研修で学習した理論を用いてのケースまとめでしたが、日々使い慣れていないため、いざまとめてみようとするとすごく難しく大変でした。そんな中で救世主が!!☆私たちよりすごく、すごく知識豊富な認定看護師さんの存在がありました。サポート役として温かいご指導&アドバイスをもらえすごく助かりました。特に私は問題児だったようで・・・何度も見てもらいその都度やさしくご指導していただき、何とか最後までまとめることができました。
sozai 09_r5_c313名のケースの発表はそれぞれに患者さんの思いや、その患者さんに行ってきた看護がぎっしり詰まったとても濃い内容になっており、他の人の発表を聞くことで、共感したり、学ぶことが多くあったと思います。がんステップⅠ&Ⅱをすべて受講することは容易ではありませんでしたが、受講したことで、“がん”に対する知識が身についたように思います。また、当院でそれぞれの認定看護師さんからリアルな看護について講義してもらい、貴重であったと感じています。これからは、がんステップⅠ&Ⅱで学んだこと、得た知識をフルに活かしながらがん看護を行っていきたいと思いました。
(1-6 浦川 綾加)

がんステップⅠ・Ⅱの研修は、近畿ブロックがん政策医療専門施設が共通のプログラムで行っているがん看護の研修です。「がん看護に必要とされる科学的根拠や最新の専門的な知識・技術・態度を修得し、自己の課題を明らかにする。」ことを目的に、30時間の講義と演習を2年間で学ぶコースです。ステップⅡの目標は、「がん患者・家族のQOLに視点を置き、全人的アプローチが理解できる。」「がん看護分野における看護師の実践役割モデルとなることができる。」「がん看護において自己の課題を明らかにする。」「がん看護研究に取り組む準備ができる。」の4点です。今回、13名が全ての研修を修了し、その成果を発表する機会を持つことができました。各々が、「がん看護に必要とされる概念・理論」を用いて事例を展開しました。どの発表も介入困難で日々悩んでいる症例であり、「できない」「むずかしい」と感情的に捉えてしまうこともありますが、理論を用いてまとめることで、患者さんやご家族の置かれている状況を客観的に理解し必要な看護を考えることができたと思います。修了者には、この学びを活かして看護実践モデルとなり、京都医療センターのがん看護のリーダとして、ともに頑張っていきたいと期待しています。
(緩和ケア病棟看護師長 望月知奈美)

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世界腎臓デーのイベントを終えて

2011年3月30日

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毎年3月10日は世界腎臓デーです。当院でも3回目の世界腎臓デーのイベントを3月10日(木)に開催しました。今年は看護部が中心となり企画・運営することになりました。腎臓について、腎臓病について、楽しく、よりわかりやすく知ってもらおうということで腎臓内科医師、2病棟8階看護師、透析室看護師、腎臓内科外来看護師、栄養科、薬剤科、事務などさまざまな職種と協力し開催しました。配布したパンフレットは看護師みんなで作りあげた力作です。そのパンフレットをもとに、みごとに講演をしてくださった腎臓内科の瀬田先生。おかげで私たちの力作を参加された皆さんがパラパラとめくり、じっくり見てくれていたことに感動でした。

1階エントランスホールでの講演のあとは、新中央診療棟の多目的ホールで引き続きイベントを開催しました。「世界腎臓デー5つの誓い、健康な食事・減塩・水分補給・適正体重・運動」をコンセプトにいろいろなコーナーを設置しました。腎臓食の試食を栄養士さんが企画。塩分チェックのコーナーも栄養士さんの提案で、お味噌汁を飲み比べて日頃の塩加減が適当なのか、濃いのかを知る機会なればと企画しました。運動コーナーは2病棟8階の看護師が椅子に座ったままできる簡単ストレッチを紹介。試食のあとに運動を楽しまれていた参加者のみなさんが印象的でした。その他BMIを計算するコーナーや血圧測定のコーナーには行列ができていました。医療相談コーナーでも順番待ちをしている方がおられ盛況でした。

CKD(慢性腎臓病)は心血管イベントを起こすリスクを上げます。末期腎不全となれば透析が必要になります。しかし早期発見、早期治療と生活習慣の改善でCKDは予防できますし、進行も抑制できます。このことを知ってもらうために今後も活動していこうと思います。というわけで来年度は腎臓病教室を開催予定です。いろいろな職種の方と協力し、楽しく学べて療養生活を送るうえで実行可能なものを考えていこうと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

透析看護認定看護師 川瀬真紀子

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